日曜大工:オーブン用テーブル
先週末からキッチンに置くテーブル作りをしていた。今の家は結構広いんだけど、料理するスペースを確保しようと思うとオーブンがおける場所がなくて困っていたので、ゴミ箱とか生ごみ処理機をおいているスペースの上に被さるようなテーブルを作って、そこにオーブンを置こうという算段である。
DeLonghi(デロンギ)コンベクションオーブン スフォルナトゥット EO1490J-W
- 出版社/メーカー: DeLonghi(デロンギ)
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設置するオーブンはデロンギのコンベクションオーブン。 デロンギのオーブンはイタリア製だけあってデザインがカッコ良い。日本製のダサい家電感が全くないのが良い。そしてワンタッチで料理ができるような便利機能はないものの、質実剛健でしっかり加熱できて、しっかり美味しく料理ができる。
以下、製作の記録。
** 作業用ワークベンチ作りの残り
こちらが日曜大工を覗き込むとき、日曜大工もまたこちらを覗き込んでいるのだ。ワークベンチの防腐塗装に備えて、まずは天板の凸凹を木工パテで埋める。 pic.twitter.com/Y0Ox97AElG
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 26
先週の日曜大工のやり残し。ワークベンチの補助板のねじ止め。 pic.twitter.com/7WBRbd8qFN
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 27
天板の真ん中に幕板を新たに取り付け。 pic.twitter.com/KO5J5xylUW
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 27
歯抜けになってた真ん中の天板を取り付け。敢えて半分空いてるのは、クランプとかで木材固定しやすいように。 pic.twitter.com/FLB28o7IVk
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 27
** オーブン用テーブル作り
墨付けのあとは、ジグソーで切る所をどんどん切っていく。これだけで二時間弱。合間に買ったばかりのノミのかつらを調整したり。 pic.twitter.com/XnuTYlqeIv
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 28
今日加工した木材と残骸。まだ脚板のホゾ穴彫れてないけど、日が落ちてしまったので続きはまた今度。 pic.twitter.com/aXF21ARLFR
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 28
https://twitter.com/hayamiz/status/549182653992165376
https://twitter.com/hayamiz/status/549816620814594048
https://twitter.com/hayamiz/status/549853651724816384
本日の日曜大工、コーススレッドを1本折ってしまい残念感漂う。明日抜くことを試みる。 pic.twitter.com/gmY0uS2sBS
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 30
脚板を組み終えて、天板の取り付け pic.twitter.com/pajrZo0g0r
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 31
天板取り付け完了! pic.twitter.com/Fkxsi04ZPx
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 31
設置テスト。完璧 pic.twitter.com/4DwBQOvGgn
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 31
そしてデロンギのコンベクションオーブンを設置。これで餅が焼ける!年が越せる!! pic.twitter.com/hAB2bXMRPc
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 31
焼かれる餅たち pic.twitter.com/RWuIkjMK4z
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 31
日曜大工
先週末の土日は日曜大工で家の中の家具を作る試みをしていた。 まずは土曜日に工具棚、日曜日に調理器具棚と思っていたけれど、調理器具棚の設計がいまいちなことと、地べたで作業するのが辛いのとで、調理器具棚の材料を使ってワークベンチを作ることにした。
以下、その記録。
土曜ですが日曜日大工の時間です pic.twitter.com/fqlgRMzVT8
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
ネット注文でカットして届けてくれるストーリオさんで買った木材。注文からまめに連絡くれて、梱包は丁寧、加工精度も問題なし。次買うときも利用したい。 pic.twitter.com/We6x7BTm3F
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
ジョイフルホンダ店頭で買って配送してもらった木材。これで調理器具棚を作る。 pic.twitter.com/2Rjxis0gOk
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
ベランダの作業スペースを養生。くそ寒い。 pic.twitter.com/Ff58nL3Ano
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
調理器具棚のパイン材は安いだけあって結構ひび割れがある。怪我をするととよくないので、まずは木工パテで目立ったひび割れを埋める。
パテが固まるのは24時間後なので、調理器具棚の工作は明日以降に。 pic.twitter.com/U0zb4SmWnC
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
昼休憩終えて作業再開。
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
午後の作業は木材のサンディング。この間購入したBOSCHの電動サンダー初使用。 pic.twitter.com/c68yJm0vZM
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
とりあえず端切れで電動サンダーためしがけ。 pic.twitter.com/hISNVLFLeN
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
面取りもサンダーでやれば簡単。 pic.twitter.com/52Suiivl3z
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
ストーリオから買ったラワンランバーコアは既に表面がきれいになっていたので、面取りだけ電動サンダーでやった。
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
BOSCHの電動サンダーは集塵機能付きで、飛び散る粉塵がかなり少ない。削り終わったあとに集塵ボックスを確認するとかなり集まってた。 pic.twitter.com/1xEDvghPh9
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
木工ボンドで棚の仮組。と、ここで棚板を一枚発注し忘れていたことに気がついた (´・ω・`)
ま、一番上の棚板はなくてもとりあえず用をなすので、組み上げて後日何かのついでに買い足すこととする。 pic.twitter.com/fspQxjLX6N
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
側板二枚目もボンドで仮止め。加工精度がよいおかげでわりと適当に組んでもほぼ水平垂直取れてる。 pic.twitter.com/mDTDKIS2nl
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
ボンドが乾くまでにベランダの片付け pic.twitter.com/vmfSLmgnhH
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
ボンドが乾いたらあとはネジで止めるだけ。下準備は地味に時間がかかるが、組み立ては一瞬 pic.twitter.com/KN7DNOe3Aa
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
というわけで本日の日曜大工はおしまい。工具棚作りは、棚板を一枚発注し忘れという痛恨のミスだが、上が空いてると工具箱開けやすいしこれはこれでよいのではという気もする。
棚の横に差し金とか玄翁とかぶら下げられるようにしたいな。 pic.twitter.com/jdnS7lSuIJ
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 20
工作で作るものは、大体工作のための道具だったり。
というわけで、今日の日曜日大工はのこぎり台作りから始めて、作業テーブル作りしてた。 pic.twitter.com/ZFKd2pR1cA
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 21
日曜が終わりつつありますが、日曜大工も佳境。 pic.twitter.com/cm7jtbruxi
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 21
日曜大工進捗です。
日曜大工用ワークベンチ、おおむね完成。一部幕板取り付けとかねじ止めが残ってるけど、続きは来週。あとは屋外用の防腐塗料塗りという重たいタスクが。 pic.twitter.com/mKiM8kkWHp
— はやみず (@hayamiz) 2014, 12月 21
PostgreSQL in academia
このエントリはPostgreSQL Advent Calendar 2014の8日目の記事です。昨日は nuko_yokohama さんのPostgresql advent calender 2014 using jsonb by ecpg でした。
アカデミアにおけるPostgreSQL
最近では、PostgreSQLをはじめとするオープンソースDBMSの普及はめざましく、様々なアプリケーションのバックエンドデータベースとして利用されるに至っています。このオープンソースDBMS普及の流れは、データベースを使ったシステム開発の現場だけではなく、データベースシステムを作り出す、データベース研究の世界にも広まりを見せています。
そのトレンドを数字で追ってみるべく、今回はデータベースのトップ会議であるSIGMODの論文のなかで、PostgreSQLが何らかの形で利用されている論文の採択数を調べてみました。
SIGMODは1976年から毎年開催されている国際会議で、データベース系研究の論文投稿先として最も難しい(=価値のある研究が集まる)トップ3*1の一角をなす由緒ある国際会議です。SIGMODに採択された論文はトップレベルの研究者による厳しい審査をくぐり抜けているものに限られているため、研究として信頼に足る内容であり、かつ新規性が高く価値のあるものだと太鼓判を押されたものといえます。
そのような論文の中でPostgreSQLが使われているということは、PostgreSQLが最先端のデータベース技術を実装するテストベッドとして選ばれ、様々な実験データを格納して新たなデータベースアプリケーション実装のバックエンドとしてPostgreSQLが使われているということであり、データベース研究のしっかりとした"足場"としてPostgreSQLが利用されている、ということになります。
SIGMOD (2000〜2014) における論文採録数(PostgreSQLの利用・言及)
今回は、SIGMOD採択論文のうち、2000年度から2012年度を対象として集計を行いました。 また集計対象の論文は、研究論文、産業論文、デモ論文等全てを含めて、平等に1本とカウントしています。
このグラフでは、PostgreSQLが何らかの形で論文中に記載されている論文を、次の2つのグループに分けて採択数をカウントしてみました。
- PG利用:PostgreSQLに新規技術を実装、バックエンドのデータストアにPostgreSQLを利用など、何らかの形で実験にPostgreSQLを利用しているもの
- PG言及:PostgreSQLを実験に利用していないが、PostgreSQLに関して言及しているもの
また、PG利用とPG言及の総数の、毎年の採択論文総数に対する割合を折れ線グラフで表示しています。
このグラフから、2000年代におけるPostgreSQLの利用数の伸びが見て取れます。2000年、2001年はPostgreSQLの利用・言及論文数は0本でしたが、そこから着実に数を伸ばして、2011年の落ち込みを除くと、この7〜8年は採択研究の10%以上がPostgreSQLを利用・言及していることがわかります。ここ数年のSIGMODではグラフデータ処理等の非リレーショナルなデータ処理に関する話題も多く、またPostgreSQL以外にも様々なDBMSが世の中で広く使われている中で、一定数の研究を支える足場の技術としてPostgreSQLがしっかりとした存在感を示していることがわかります。
一昔前は、データベース研究というと研究のために自前でデータベースシステムを作るということが割とよく行われていて、多くのデータベースシステムが研究プロジェクトが終わるとともに寿命を迎えていました。PostgreSQLもその出自はUC Berkeleyの研究から生まれたデータベースシステムPOSTGRES*2でしたが、OSSとして成長を続け、プロダクトとして今も生き続けて多くの人に使われ続けている稀有な例といえます。
MySQLとの比較
さて、ここまでPostgreSQLの話ばかりしてきましたが、オープンソースDBMSとしてPostgreSQLとともに双璧をなすMySQLはどうなっているかも集計してみました。
このグラフでは、PostgreSQLとMySQLそれぞれについて利用・言及のある論文の数を比較しています。 MySQLもPostgreSQLと同じようなトレンドでその利用・言及数が伸びていますが、成長が顕著な2002年〜2009年にかけては常にPostgreSQLよりやや論文数が少ない結果となりました。しかし、この数年の論文数はPostgreSQLと同様に安定期に入り、PostgreSQLおおよそ同等といってよい程度の普及率になっています。
論文中の実験におけるPostgreSQLとMySQLの利用のされ方の傾向としては、ちゃんと集計はしていませんが、MySQLはデータストアとして利用して、その上に構築するアプリケーション技術に関して新規な研究をしているパターンが多い一方で、PostgreSQLは実行エンジンやオプティマイザ等のDBMSの内部的なコンポーネントに関する新規技術の実装テストベッドとして利用するパターンが多いように見受けられました。
PostgreSQLはコードの質の高さにおいて定評があり、個人的にもデータベースの教科書に載っているようなソフトウェアアーキテクチャが綺麗に実際に動くコードとして実現されていると感じます。一方MySQLはどちらかというと実践指向という印象で、フィットする用途では使い勝手や性能は良いものの、アーキテクチャやコードの質に関しては。。。という感じです。 そのため、データベースシステムの技術のテストベッドとして拡張するような実験では、比較的PostgreSQLが選ばれやすいのかもしれません。
まとめ
この記事では、SIGMODにおける論文採択数から、データベース研究におけるPostgreSQL普及のトレンドを少しだけ分析してみました。 様々なデータ処理のアプリケーション構築だけでなく、未来のデータベース技術を生み出す研究の世界でも、PostgreSQLがそれを支えていることがお分かり頂けたかと思います。
明日のPostgreSQL Advent Calendar担当は yohgaki さんです。
PostgreSQLカンファレンス2014で発表しました
2014年12月5日に品川APで開催されたPostgreSQLカンファレンス2014にて、「より深く知るオプティマイザとそのチューニング」という題で発表してきました。 PostgreSQLのクエリ実行プランコスト見積りに関して、おそらくWeb上で公開されている中では最も細かいところまで突っ込んで解説した資料になっていると思います。